京都府向日市にある洛南高等学校附属小学校では、小学校から中学・高等学校までの12年間をかけてアカデミックな英語を学ぶ。先を見据えたレベルの高い英語教育においてTOEFL Primaryをどう活用しているのか。中学、高校での英語指導を経て、同小学校で英語と道徳の授業を担当する渉外主任の片山泰幸先生に話を聞いた。

真言宗を礎に心を学ぶ

–洛南高等学校附属小学校の教育全般の特徴について教えてください。

 本校の始まりは、平安初期に弘法大師空海が庶民のための教育の場として創られた日本最初の私立学校「綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)」までさかのぼることができます。仏教校として真言宗の教えに基づいた心の教育に力を入れています。週一度、道徳の授業で宗教について学ぶほか、宗教行事を大切にしており、弘法大師の月命日に行われる御影供(みえいく)という法要や、お釈迦様のお誕生をお祝いする花まつり、お寺に泊まって写経や掃除をしたりといった宿泊学習もあります。仏教が日々の礎になっていますが、その教義や由来などに重きを置くというよりも、子供たちが自分自身を振り返り、心を静める時間をもつことをもっとも大切にしています。

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